ものを書く日々

ライターの若林理央(わかりお)です。書評・イベントレポ・スポット案内のブログ。エッセイ・コラムはnoteで更新中→note.mu/wakario

もう二度と読み返せない傑作14編 『他人事』平山夢明

心身が痛めつけられるような描写に救いのない結末…好みがはっきりと分かれる短編集だ。 怖い小説が好きな人に限定して「この中でどれが好き?」と聞いたとしても、ばらばらの答えが返ってくるはず。 タイプの違う残酷な小説がひしめきあっている。 平山夢明…

すぐ側にある奈落 〜山田詠美×中川淳一郎×嶋幸一郎「今の世の中に言いたいこと、ぶちまけます」に参加して

だいぶ前なので正確には覚えていないが、9.11が起きたとき、テレビで北野武さんが「死んだ人数ではなくて、その人たちにそれぞれ人生があったことを認識してほしい」というようなことを言っていた。 当時私は10代で、まわりに死を感じたことがなかった。 2歳…

若林理央(わかりお) ポートフォリオ【これまでの執筆記事】

都内在住のフリーライター(コラム・取材記事中心) 若林理央です。 現在の主な執筆媒体はAM UMU CRAZY STUDY 月刊留学生等。(CRAZY STUDYは「わかりお」、月刊留学生は「梶川理央」名義) お仕事のお問い合わせは rio.wakabayashi429(アットマーク)gmail…

【大人向け】4時間あれば満喫できるムーミンバレーパーク

▲入場前から気分を盛り上げてくれる小道 少し前までは、混雑でアトラクションの整理券も早く行かないと手に入れ入らないと言われていたムーミンバレーパーク。 夏休み中にもかかわらず、金曜日の開園後すぐに行ったら人も少なく、満喫できました。 滞在した…

noteとブログ、これからのお仕事予定について

とうとうnoteを開設しました。 noteのアカウント二つあるよ問題あっさり解決しました!こちらのアカウント(wakario)からフォローとか記事を読んでもらえると嬉しいです!深夜に焦燥感と戦いながら更新したのが私の初noteになりました焦燥感にとらわれて|…

ブレインライティングという企画のひねり出し方 ~ノオト15th 大感謝祭に行ってみた

オモシロ系ライターのカリスマ ヨッピーさんとデイリーポータルZ編集長のセッションに、ブレインライティングというライターには欠かせない採用される企画の作り方まで。 株式会社ノオト15th 大感謝祭、前半5時間、参加してきた。 まずはライターもくも…

不妊治療の裏で見過ごされる「産まない」選択肢 ~『産まないことは「逃げ」ですか?』吉田潮

最近、不妊治療についての情報がいろいろなSNSやWEBメディアであふれている。 その情報に触れるのはたいてい女性で、まだまだ男性からの認知度は低い不妊治療だが、「不妊治療」や「年齢が上がってから産むことのリスク」、「男性不妊」の知識も10年前と比…

クローズアップ現代+「外国人留学生に何が」を見て

外国人留学生についての問題は、業界外で「ひとごと」化していかないか心配だったのだが、タイミングよくクローズアップ現代+が取り上げてくれた。 わたしは東日本大震災以後、漢字圏以外の留学生の割合が増え始めた頃に日本語教師になった。 東南アジア、…

「正義」の不確かさ ~手塚治虫『アドルフに告ぐ』を再読して

初めて読んだ15年くらい前は、自分の信じていた「正義」が手からすべり落ちていく感覚を中盤で味わった。 今回、再読し、その感覚が「感触」と言えるほど生々しいものになった。 それを味わったのは初めて読んだときと違い終盤だった。 新装版 アドルフに告…

自分の力で働き方を考えることへのヒント ~鈴木絵美里さんの講座へ行ってみた @シブヤ大学

足を運んだきっかけは前回の記事で書いた文壇バー「月に吠える」でした。 www.wakariowriter.work こちらのバーの肥沼店主とは会ったことがないのですが、著書でシブヤ大学が紹介されていて、「いつか行きたい・・・いや、今行きたい」と思い即座に検索。 タ…

日本一敷居の低い文壇バーに行ってみた

平成が令和にうつりかわった年の ゴールデンウィークのことです。 この年のゴールデンウィークはなんと10連休。 正直、フリーランスにとっては痛手です。そんなに連休いりません。 ひますぎるし収入もないからお金も使えないしでごろごろしていたわたしは…

アイコンを友達に描いてもらったらSNS人生が変化した

自慢ではないんですけど。 わたしの友人にはオタクが多いです。 で、これまた自慢ではないんですけど。 わたしの友人は才能豊かな人が多いです。 そんな友人のひとりがわたしのツイッターのアイコンを作ってくれました。 ブログにも掲載していいよと言っても…

人生初、文学フリマに行ってみた話

5月6日(祝)に東京流通センターで実施された文学フリマ東京。 生まれて初めて見る買う専門として行き衝撃を受け、 行った当日に次回11月24日(日)は出店者として参加することを決めました。 写真家の友だちとコラボして出すよ。 ブース名は「くせのあるひ…

並ぶのが大嫌いな女が計5時間列に並んだ日の話

記念すべき令和初の一般参賀は14万人が訪れたそうです。わたしも行きました。 自慢ではないのですが、わたしは昭和天皇と同じ誕生日なんです。 母は上皇陛下、祖母は天皇陛下、妹は皇后陛下と同じ誕生日です。こんなに皇族の方々と誕生日が重なるなんてもは…

美術館メシは意外においしいという話

ブログ、もっと更新したいなあ。 もっと頻度をあげたいなあ。ネタはたくさんあるのになあ。 そうお悩みの皆さん。 もしかして、絵を描くこととか絵を描くこととか絵を描くことに時間をさきすぎではありませんか? ※このブログの持ち主は絵の色ぬりに毎回1時…

【イベント本番編】下北沢で作家 山田詠美さんの朗読を聴きに行った話

いよいよ「吉野弘志プレゼンツvol.14 朗読とジャズの下北ジャンクション」本番です。 山田詠美さん、奥泉光さん、村田沙耶香さん、バーに入られました。バー内は人でいっぱい、どころか既にすべてのお客さんにテーブルとカウンターを用意できない状態になっ…

【下北沢おすすめスポット紹介編】作家 山田詠美さんの朗読を聴きに行った話

下北沢は古着ファッションで有名な東京の街です。今回は下北の古着以外のおすすめスポットを紹介します! なぜ下北へ行ったのかというと、やっぱりここは書評ブログなのでもちろん本と関係があります。 まあこないだ、本と関係のないこういう記事を書いたば…

『短歌と俳句の五十番勝負』穂村弘×堀本裕樹

小説やエッセイは文章の中で言葉が流れていき、ストーリーを読み終えるまでにある程度の時間がかかる。 だけど、俳句や短歌は言葉を短い文の中にとどめておける。 そこから、味わいをだす。 いつもながらのホムホムのおっとりした文章。 お題を与えられて、…

想像を絶するくせ毛人間が縮毛矯正を卒業した話

こんばんは。 このブログの趣旨は書評なんですが、noteという機能を使いこなせず、貴重な経験したときの話もこれからちょいちょいはさんでいこうと目論んでいるライターのわかりおです。 さて、わたしは超絶くせ毛です。 直毛の両親のもとに、祖父のくせ毛を…

『真珠』三島由紀夫

ひとつの真珠がなくなったことから、物語が発展する、というと、ミステリーのように聞こえるが、さすが三島文学。 これはまぎれもない純文学小説だった。 ヒロインの佐々木夫人の誕生日会に、友人の4人のマダムが訪れる。 佐々木夫人の真珠がなくなっても、…

日本語の先生になるまでの話

日本語教師の経験は、ブランクがありつつもトータルで5年目に入った。 ライターは経験6年。それと比べたら、日本語教師としてはまだまだ若手の域を出ている気がしない。 そして、若手の域を出ていないまま(30代ですが)、最近は日本語教師をまたお休みして…

『地球星人』村田沙耶香

親から子への虐待、 教師から児童への性的虐待、 殺人、 そして最後は・・・。 衝撃作といってもいいと思う。 でも衝撃的なのは、小説の内容とか、起きる事件の悲惨さだけじゃない。 『コンビニ人間』 『しろいろの街の、その街の体温の』 『殺人出産』 これ…

漫画家 瀧波ユカリさんの占いお茶会に当選して行ったら予想の何倍も楽しかったという話 後編

『臨死!!江古田ちゃん』でおなじみの漫画家 瀧波ユカリさんの占いお茶会に当選し行ってきました。後編、いよいよ占い開始です!

漫画家 瀧波ユカリさんの占いお茶会に当選して行ったら予想の何倍も楽しかったという話 前編

漫画家、瀧波ユカリさんの占いお茶会に当選!そのレポです。 #瀧波ユカリ #Biomedi #ビオメディ