文は人なり

フリーライターの若林理央です。ダ・ヴィンチニュースや好書好日で執筆中。小説や映画について語るブログです。エッセイ→note.mu/wakario Twitter→https://twitter.com/momojaponaise

侍の価値観と残される女たち 異能の漫画家つげ義春の時代ものを読む

漫画家つげ義春さんの時代もの作品を考察しました。取り上げているのは『つげ義春全集3』に収録された「盲刀」、「鬼面石」、「落武者」、「忍びの城」、「一刀両断」です。

読者の思い込みがひっくりかえる瞬間 『悪いものが、来ませんように』芹沢央

強い絆で結ばれた子育て中の奈津子と子どものいない紗英。ある殺人事件が起き、二人の関係者が証言をしますが…。読み終えてから再読すると世界が変わって見える芹沢央さんの傑作ミステリー『悪いものが、来ませんように』の書評です。

M-1グランプリ2020準決勝 26組の漫才を見てきた

M-1グランプリ準決勝26組の漫才の感想と、敗者復活戦や決勝にかける思いを綴りました。 ※ネタの内容には触れていません。

ちょっとしたお知らせ

noteの記事をすべてはてなブログに移行することにしました。

堕落する兄、やさしすぎる弟が招いた家族の悲劇『若者のすべて』(1960)

ヴィスコンティの名作映画『若者のすべて』5人兄弟とその母、誰がいちばんクズだったのか検証してみました。2年後には出演俳優同士が結婚し実生活はハッピーエンドだったようです。

映画は時代を映し出す鏡?-洋画5本を考察ー

19世紀半ばから戦前までを舞台にした洋画5本。同じ年に起きた歴史上の出来事を振り返りつつどのように時代を映し出しているのか考証してみました。取り上げたのは『婚約者の恋人』『白いリボン』『テス』『ピアノ・レッスン』『マンディンゴ』です。

名作スリラーをあえてコメディとして楽しんでみるー映画『死刑台のエレベーター』(1958)-

フランスの巨匠ルイ・マル監督26歳のときの名作スリラー映画。映画評論やレビューは既にたくさんあるので、あえてコメディとして楽しんでみる方法を解説しました。

この13年後にはナチスに支配されるという事実ー映画『婚約者の友人』ー

1915年、第一次世界大戦直後の独仏を舞台にした『婚約者の恋人』(2016年、フランス)の映画評です。当時の時代背景を振り返りながら、フランス人がこの映画をどう捉えたのかについても調べてみました。

町の小さな本屋の可能性 『13坪の本屋の奇跡』木村元彦

本屋が町にあふれたら。 とりとめもなく、そんな想像をすることがある。 「好きなジャンルの本は、あの本屋に行けば、最適なものが見つかる」 「今自分に必要な本がわからなければ、本屋さんに相談しよう。ぴったりのものを見つけてくれる」 町の人たちはみ…

【候補作を全部読んでみた】どうなる2019年下半期の芥川賞 後編

【執筆/2020年1月5日】 第162回芥川賞候補作をすべて読んだ。 今回の候補作の著者に、出版業界に新たな風を吹き込む純文学作家はいるのだろうか。 後編では、乗代雄介「最高の任務」と古川真人「背高泡立草」の書評を書き、候補作5作を比較したうえで、受賞…

【候補作を全部読んでみた】どうなる2019年下半期の芥川賞 前編

【執筆/2020年1月4日】 1月15日、第162回芥川賞受賞作が発表される。 私は無類の純文学好きなので、受賞作発表前に、初めて候補作全作を読むという試みをした。 芥川賞は賞レースだが、日本の出版業界の命運をにぎる純文学作家が見つかるかも知れない。期待…

ほんわか、不条理、ミステリー…風味豊かなアンソロジー『患者の事情』

集英社のアンソロジー『患者の事情』の作者は、筒井康隆、三島由紀夫、北杜夫、遠藤周作など堂々たる顔ぶれが並ぶ。病気や患者にまつわる短編小説集だ。 ・山本文緒「彼女の冷蔵庫」 血のつながらない25歳の娘と35歳の継母。娘が骨折し入院したところから物…

若林理央 ポートフォリオ【これまでの執筆記事】

都内在住のフリーライター 若林理央です。 取材記事(最近の取材先は漫画家・作家・地方創生関係の方中心)、漫画評、書評、コラムを執筆。 【執筆媒体】 WEB媒体 好書好日(朝日新聞社)/ダ・ヴィンチニュース(KADOKAWA)/Real sound/70seeds 他 紙媒体 週…