文は人なり

フリーライターの若林理央です。ダ・ヴィンチニュースや好書好日で執筆中。小説や映画について語るブログです。エッセイ→note.mu/wakario Twitter→https://twitter.com/momojaponaise

小説書評

読者の思い込みがひっくりかえる瞬間 『悪いものが、来ませんように』芹沢央

強い絆で結ばれた子育て中の奈津子と子どものいない紗英。ある殺人事件が起き、二人の関係者が証言をしますが…。読み終えてから再読すると世界が変わって見える芹沢央さんの傑作ミステリー『悪いものが、来ませんように』の書評です。

【候補作を全部読んでみた】どうなる2019年下半期の芥川賞 前編

【執筆/2020年1月4日】 1月15日、第162回芥川賞受賞作が発表される。 私は無類の純文学好きなので、受賞作発表前に、初めて候補作全作を読むという試みをした。 芥川賞は賞レースだが、日本の出版業界の命運をにぎる純文学作家が見つかるかも知れない。期待…