ものを書く日々

企画から取材、執筆までやるライターわかりお。このブログでは書評中心に書いていきます。

日本語の先生になるまでの話

日本語教師の経験は、ブランクがありつつもトータルで5年目に入った。

 ライターは経験6年。それと比べたら、日本語教師としてはまだまだ若手の域を出ている気がしない。

 

そして、若手の域を出ていないまま(30代ですが)、最近は日本語教師をまたお休みして、ライター1本でやっていこうかな、と思うことも多くなった。 


このブログでも、今後、ブログの趣旨である本の感想とからめながらわたしが日本語教師になったきっかけから、日本語教師お休みしたいなと思うようになったところまで、

赤裸々につづっていこうかなと思ってます。

 

日本語教師は資格をとったのが2012年だから、途中でいったんやめたこともあったのだけどね。

 

f:id:lalecture:20190405202810j:plain

 

 日本語教師になったきっかけは何?とよく聞かれて、聞かれるたびに答えが変わっているような気がする。

 

ライターは書くことが好き!という強い思いが子供の頃からあって、それを形にしていったのできっかけについても答えやすい。

 

それと比べると、日本語教師という仕事にしたいと思ったきっかけとしては、人様に堂々と言えるような、高尚な理由はない。(キッパリ)

 

国際交流が好きだったからとか、日本語が好きだからとか、手に職をつけたかったからとか。

あと、正直なところ、他の資格と比べて日本語教師養成講座の受講料が安い、というのもあった。

2012年まで勤めていた会社を退職した時期と、養成講座の案内をネット広告で見たのが、タイミングとして重なったのがいちばん大きい。

 

それで興味を持って、まず手にしたのがこのコミックエッセイだった。

 

 

 

 


これと、その原作になったドラマをたて続けに見て、


「日本語を教えるのってとても専門的なことのはずなのに、なんて楽しそうなんだろう」

 

 と、単純に日本語教師という仕事をリスペクトしてしまった。

 

というわけで2012年の秋、一大決心。

勤めていた会社を退職して、翌月から、420時間日本語教師養成講座に通いはじめた。

 


日本語教師になる方法はみっつある。

・大学の主専攻、副専攻で日本語教育を学んでいる。

日本語教育能力検定に合格している。

・420時間日本語教師養成講座を修了している。

 


どれもそれなりに大変。

独学が苦手なわたしは迷わずみっつめを選んだ。

 


ところで、ここで急に話は変わりますが。

 
わたしは中学生の頃不登校で、2年も学校にいかなかった。
中高エスカレーター式の学校だったので、3年生になる直前にでなんとかまた学校に行けるようになり、高校に進学させてもらった。

 

高校では部活に入ったりしたけど、結局、出席日数ぎりぎりで卒業。

 自己アピールだけは当時から得意だったので、出席率があまり重視されないAO入試を選んで受験し、第一志望の大学に進学した。

 

ここまで書くと良かったねーとよく言われるけど、正直、中高は黒歴史で、学校嫌い、もう行きたくない、というのが口癖だった。

 
中学と高校の修学旅行は当然のようにさぼったし、高校の授業中は本や漫画を隠れて読んだり、先生の絵や小説ばかり書いて友達と見せ合っていた。

 


そんなわたしが、養成講座を受講する前に、教師になんてなれない、とは思わなかったのかという疑問が頭をよぎる。

 

まったく思わなかった。

 

どこかで日本語教師とわたしが教えてもらってきた先生方との姿がリンクしなかったからかも知れない。

 


養成講座を修了した後のことはまたあらためて書くつもりだけど、現場に入ると、『日本人の知らない日本語』とは違う世界が広がっていた。

 
このコミックエッセイとドラマでは、多国籍の学生が登場するけど、現在、国内の日本語学校にいるのは中国や東南アジアの学生がほとんど。

 

それから教師の仕事は、日本語を教えることだけではなくて学生の進学指導や出席率のよくない学生の出席指導とかも含まれる。

 

出席率が低すぎるとビザも更新されないので、わたしもよく入ったクラスの学生たちに出席率の大切さを説いている。

不登校だったわたしがね・・・とときどき心の中でツッコミをいれながら。

 


専任教師(社員)にも一回なったが、専任になると仕事はますます増える。

 

 これは学校によって違うけど、わたしが専任をやっていた学校は、カリキュラム、スケジュール、テスト作成はもちろん、学内のイベント運営、新任非常勤講師の指導、設備管理その他もろもろやっていた。

 

それからドラマ版の「日本人の知らない日本語」では、20代前半の主人公をはじめ、30代以下の先生がたくさん登場するけど、実際の日本語学校では教師の平均年齢はけっこう高い。

50代、60代で教師デビューする人も多い。

 
あと男女比は圧倒的に女性が多いので、もろ女性社会。

女子校歴10年なので、慣れてはいるけど、やっぱり人間関係も女子校とちょっと似ている。

 

決意して資格を取らないと入れない業界ではあるけど、資格をとったらなんだかんだ仕事はあり、一般企業では想像もしなかった事態にもよくめぐりあう。

 

そんなその後の話は、次回、また書きたいと思います。